top of page
二十一時、宝来館
2020年、コロナ禍真っ只中にこの作品を書き、「関西演劇祭」にでることを決めました。
できたての劇団の動きを止めたくない一心でしたが、稽古からなにからまあ大変でした。
換気のため寒い中稽古場の窓を開け放って稽古したり、透明なマスクをつけて稽古したり、PCR検査をしたり。
もう二度と「同窓会」や「飲み会」なんかはできないのかもしれないなぁ。
と妙にセンチメンタルな気持ちで作った思い出があります。



【あらすじ】五年ぶりに行われた同窓会の夜。舞台は取り壊しが決まったホテル「宝来館」の喫煙所。
そこには古びた椅子と共に、ラップをぐるぐるに巻かれた使用禁止の灰皿が一つ。
さまざまな思惑を抱え、そこに集まった同級生の女三人。
今夜、人生のピークを迎えるべく着々と準備を進める「ゆかり」。
ひっそりと大勝負をかける「ちぐさ」。
二人に翻弄される「紗英」。
そしてそのすべてを見守る「灰皿」。
騙しあったり励ましあったり、諭したり。
この夜よりも少し幸せになりたい。 できればあの子より。
【初演】関西演劇祭2020 COOL JAPAN PARK OOSAKA TTホール
2020.11/.21〜29 全3ステージ
関西演劇祭 in Tokyo 新宿シアタートップス
2022.3/8〜13 全2ステージ
【再演】令和4年度天プラホールセレクション
2022. 11/29(火)−11/30(水)全2ステージ
脚本:竹田モモコ 演出:チャーハン・ラモーン
出演:竹田モモコ 大江雅子 東千紗都 木全晶子
「二十一時、宝来館」の戯曲が無料で読めます!
再演チラシ

